保護者様へのメッセージ
成績を上げるためには、指導者・保護者の心構えが必要です。
大切なのは「教える」ことではなく、
子供の能力を信じ「待つ」こと!
『指導』するとは、一方的に教え込むことではありません。
いわゆる良い先生(?)ほど、先生の説明する時間が長く、「先生はちゃんと教えたぞ。」という自己満足に終わっているケースがほとんどです。
保護者様の中にも、一生懸命に教えてくれる先生=良い先生だと勘違いしている方が多いと思いますが、子供にとってみれば、「わかったつもり」にさせられ、考える力を奪ってしまう一方的な指導は学力向上を損ねる行為に過ぎません。
このままの学習を進めていけば、誰かの力がなければ、自分で問題解決できない人間、指示されなければ何も行動できない人間になってしまいます。
子供たちの能力はさまざまです。
すぐに結果を出すことのできる子供もいれば、時間がかかる子供もいます。
大切なのは、待つことです。じっと待つことです。
間違っても、教えてやるといった傲慢な心を捨て去り、温かい眼差しで見守ること!信じて待つこと!信頼すること!これが私どもの仕事です。
そうすれば、やがて学習態度が変わり、勉強に対する考え方が変わり、行動が変わり、大きく成長します。
『教育』に効率を求めてはいけません。
「コツコツと小石を積み上げるように努力を重ねること!」こそが大切です。
教えてもらったことというのは、簡単に忘れてしまいます。自分がコツコツと努力してやっと手に入れたものは決して忘れません。
教育に関して、人を育てるという点においては、一見無駄に見えることにどれだけ徹底してやれるかがとても大切です。
努力することの大切さを教え、子供たちの成長が見られるまで見守り、励まし、ひたすら待ち続けること、これが私たち指導者にできることではないでしょうか。
教育に近道はなし!
目標は昨日の自分を超えること!
ただひたすらに、ひたむきに!
一生懸命に打ち込んで成し遂げる!
これが成績アップの最短距離です!