真明塾について

2010年、真明塾。

私が子供たちを教え始めてから早20年余りがたちました。最近つくづく感じるのは、子供たちが勉強をしなくなったということです。ゆとり教育の弊害なのか、年々子供たちの勉強に対する姿勢が薄れていくように思います。新聞記事にも興味深いデーターが載っていました。

近年の日本の子供たちは他の先進国の子供たちに比べて、勉強時間が大幅に減っているということです。にも関わらず日本の子供たちは今の勉強時間ですら多いと感じているのです。これは日本の学力が下がってきていることにつながるのではないでしょうか?

親御さんにしても「こんなに勉強をさせては子どもが勉強嫌いになるのでは?」とか「うちの子はそこそこできればいいです。」「もっと要領のいいやり方はないのですか?」「過去問はやらないのですか?」などということをよく言われます。まるで勉強することが悪であるかのように言われるのです。

しかし、本当にこれでいいのでしょうか? 私たちは目の前の点数だけをとらせるために勉強を教えているのではありません。勉強を通して、自分で考える力・努力して物事を達成するカ・社会で生き抜くための力を教えているのです。物事を達成するためには要領の良いやり方などはありません。勉強で言うなればコツコツとトレーニングを積み重ね、自分で答えを導き出ず力を蓄えたとき初めて結果がついてくるのです、そのために私どもはそれぞれの子供たちに合ったトレーニングを考え、指導するトレーナーであると考えております。常に子供たちと1対1で向き合うことで、子供たちの個性・特性を見極め、目標に向かって子供たちが結果を出せるように、厳しく指導しています。

そして今年も厳しい指導のもと頑張りぬいた子供たちが皆、第1志望の高校に合格し、巣立っていきました自分自身の勉強方法を確立した子供たちは、真明塾を卒業して高校生になっても、それぞれの学校で頑張ることと思います。子供たちには柔軟性があります。厳しいことに絶えうる力も持っています。

しかし、親御さんの中にはすぐに結果を求めたがるがあまり、子どもの成長を待ってやることができずに、勉強のやり方を変えれば伸びると思いこんでいる方が多いように思います。子どもの成長のスピードはさまざまです。親は子どもの能力をしっかりと見極めた上で、子どもを見守ってあげることが必要なのではないでしょうか?

スポーツに置き換えて考えてみて下さい。スポーツの世界でもまずは徹底した基礎作りが大事です。毎日毎日の地道なトレーニングがあってこそ、本物の力が養われるのです。天才といわれているイチロー選手の天才と言われるゆえんは努力し続けることができることにあると思います。子供たちの努力の芽を摘んでしまわないように、そして、子供たちに目標を達成するということを勉強を通して味わってもらいたいと思っています。

今年の真明塾は『考える』ということをテーマにしました。先生達も子供たちも、そして親御さん達も今一度、自身を見直し、「考える」ことが成長につながると感じています。

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